eライブラリの実践事例をご紹介します。  
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実践の流れ

     
@ 授業でドリルを使って学習(既習事項の定着、興味関心を高める)
A 全児童生徒が平等に学習できるように放課後学習を運用
 (家庭のインターネット環境の配慮)
B 教育委員会が広報誌を発行(家庭へ周知)
 

   eライブラリ活用のねらい
    家庭学習を定着させるためのツールとして使い、学習の習慣をつける。
    自分の弱点を繰り返し学習することで克服し、学力向上につなげる。

 

 興味関心を高め、家庭学習のきっかけづくり

   上尾市立上平北小学校

 eライブラリを家庭学習のきっかけにする

 上平北小学校では、既習事項の定着はもちろん、eライブラリの家庭学習サービスを活用しています。「eライブラリのドリルは、学年をこえて学習できるので、自習学習や家庭学習の習慣づけに最適です」と関根一磨先生。
 一人ひとりにあった学習は、児童の興味関心を高め、家庭学習のきっかけになっているそうです。

 環境面の配慮が意欲につながる
   上尾市立南中学校

 学習環境を整え、家庭学習の習慣を身につける

 南中学校では、自主的な家庭学習を習慣化するため、eライブラリの家庭学習サービスを積極的に推進しています。
 家庭のインターネット環境の実態と向き合い、全生徒が平等に学習できるように、放課後学習や関係者への声がけがスムーズな運用につながっているそうです。
 現在では、生徒が自分で課題を見つけ、自分のレベルに応じた問題に取り組む姿が多く見られます。

  先生の工夫
    授業でeライブラリを使うときは、友達同士の学び合いができるように、先生からクラス全体にドリルの取組状況
    を声がけをしている。
    生徒向けに学習の仕方と操作方法を記載したマニュアルを作成して配布している。
    インターネット環境の有無をアンケートで調査している。
    インターネット環境が無い生徒へ、パソコン教室を開放している。(週に1回、年間で33回)
    パソコン教室の開放日と監督する先生(学年ごと)を年間計画に組み込み、「パソコン教室開放当番表」を作成し
    ている。
    パソコン教室の開放時間は、放課後の50〜60分間としており、部活動のある生徒は学習が終わってから参加す
    るルールを作っている。
 
 市内小中学校へ家庭学習を習慣化させるための取り組み
      

上尾市教育委員会

 

 教育委員会では、eライブラリを使った家庭学習を習慣化するために、広報紙を作成しています。記事には、授業でeライブラリを使って学習している様子や家庭での使い方を記載しており、保護者へも呼びかけを行っています。
 また各学校と連携をとり、ホームページにバナーを作成し、家庭学習用サイトにアクセスしやすくするなどの工夫をしています。

      家庭学習サービスの使い方はこちら  
     
   
  ▲ 教育委員会発行の広報誌           ▲ 学校オリジナルのマニュアルとアンケート  
 
   

自主的・主体的に学習できるように

 
 

 学校でeライブラリのドリル学習を行っているねらいは、学力向上はもちろん家庭学習の習慣をつけることです。そして先生からの宿題だけではなく、自分自身で課題を見つけて自主的に学習を進める力をつけることです。
 またeライブラリの良さは、すぐに正誤がわかること、より多くの問題に取り組めること、履歴が残るのでもう一度取り組むべき問題がすぐにわかることです。
 現在では、eライブラリにより多くの生徒が取り組める環境づくりとして、週に一度放課後にパソコン教室を開放し、1、2年生はドリルで学習しています。そして、3年生はeライブラリの入試過去問にも取り組んで力をつけています。

 
  上尾市立南中学校
英語科担当
冨永 真琴 先生
 
             
 

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