eライブラリの実践事例をご紹介します。  
本事例の紙面はこちら

実践の流れ

     
@ フラッシュ型教材で反復学習(既習事項の復習)
A ドリルで実力テスト(先生が生徒の理解度を確認)
B 苦手分野をドリルで復習(既習事項の定着)
 

   eライブラリ活用のねらい
    生徒自身が自分のつまずきや苦手分野を客観的にとらえ、自己理解をする。
    生徒の学習意欲や関心を高め、テスト範囲の定着を図る。

 

 フラッシュ型教材で既習事項の確認と定着

  

原子の記号、イオン式

 この日は、まず準備体操としてeライブラリのいろいろカード帳で復習をしました。生徒は、画面に出題された問題を見て、先生オリジナルの『理科学習カード』に解答を書き込んでいきます。
 「いろいろカード帳は、暗記が必要な分野でテンポよく学習できるので、とても使いやすいです。」と堀内先生。問題の難易度によって出題時間を調整することで、生徒の集中力を保っていました。このきめ細やかな配慮から先生の「生徒たちに定着させたいという熱い思い」が感じ取れました。

      いろいろカード帳の使い方はこちら  
 テスト形式で学習範囲の理解度確認!
  

単元:化学変化とイオン

 続いてテスト範囲全体の復習で、教科書復習テストと単元テストを使った実力テストを行いました。生徒は問題を解き終えた後、『理科学習カード』に得点を書き込みます。
 つまずいた問題は、教科書やノートで要点を確認して再テスト。先生はテストの回数と得点、解くのにかかった時間から生徒の理解度を確認していました。

  ▲ 教科書復習テストの結果とおすすめ教材を確認   教科書復習テストの使い方はこちら  
  先生の工夫
    いろいろカード帳で学習するときは、『理科学習カード』に解答を書き込むことに集中できるように、先生機で
    問題を開き、生徒機へ画面転送して問題を出題する。また、生徒の集中力を保つため、出題時間を調整しながらテ
    ンポよく進めている。
    教科書復習テストで学習するときは、学習時間を意識して問題を解けるように、学習指示機能を利用して解答時
    間を指示している。
    パソコン操作の時間と『理科学習カード』に授業のふりかえりを書く時間にメリハリをつけるため、パソコンの
    電源は先生が一斉に切る。
 
 『eライブラリ』と『理科学習カード』を授業改善に活用
      

 eライブラリで理科の授業をするときは、いろいろカード帳や教科書復習テストの学習記録を記入できる『理科学習カード』(ワークシート)を組み合わせています。
 「『eライブラリ』と『理科学習カード』を使って授業をすることで、子どもたちの理解度がよりわかりやすくなります。」と堀内先生。
 『理科学習カード』の学習結果や問題を解くのにかかった時間から理解度を確認し、授業改善に活用したり、生徒の学習意欲や関心を評価のプラス要素にしたりしています。

 
  ▲ 生徒が記入した『理科学習カード』        
 
   

eライブラリを授業で活用しているねらい

 
 

 eライブラリは生徒が自分のつまずきや苦手分野を知り、それらを補うことをねらいに活用しています。生徒全員が、学習したことを理解したか、覚えたのかを自分で正確に判断できるとは限りません。eライブラリは、問題の正誤が客観的に「○」「×」でわかるので、自己理解をする上でとても活用しやすいです。
 また、繰り返し学習をすることでステップアップでき、生徒の自信にもつながっているところも良いと思っています。

 
  理科担当
堀内 富美 先生
 
             
 

「One Point Lesson」「eLAつうしん」は、PDFファイルで提供しております。
PDFファイルをご覧になるには『Adobe(R)Reader(R)』が必要です。Adobe(R) Reader(R)はアドビシステムズ社のホームページよりダウンロードできます。右のバナーをクリックしてダウンロードページにお進みください。